高校中退後の選択肢が増えた

小中学校の義務教育とその後入った高校でも、一斉とか一律というシステムが基本でしたから、高校から通信制という道が用意されていることに意外な気持ちでいる生徒や保護者も多いでしょう。しかし高校中退したら、大検しか道がなかったような以前とは事情が大きく変わりました。大検よりずっと合格しやすくなった高等学校卒業程度認定試験を受けてもいいし、通信制高校を卒業してもいい。どちらでも自由に選べます。後者の方がずっと楽ですが。

さまざまな種類の通信制高校

通信制高校には、高校卒業までの自宅学習をサポートするコースから、留学を支援するコース、大学受験対策コースなど、様々な種類があります。通学制の高校に通っていて留学をすると、1年留年することになり、下の学年の生徒と一緒になります。集団生活の多い通学制の高校では、そうしたことが気になって、なかなか留学に踏み切れないこともあります。しかし通信制高校では、学年というものがないため、そうしたことを一切気にせずに留学できます。

通学する頻度も選べる

通信制の高校でも、完全に学校側との対面がないまま卒業はできません。一般的には、月に1回か2回通学して、自宅学習中にわからなかったことなどを質問したり、その他さまざまな相談をします。しかし、通学するのが苦手な人もいます。その場合はテレビ電話を通じて学校側と対面し、対話できます。年に1回だけ3日間合宿をおこない、そこで1年分の登校内容を消化するという道もあります。そうした制度は高校によって違いますので、適したところを選びましょう。

通信制高校では専門的なスキルが身に付くので難関大学の合格率も高いです。多彩なコースや授業も充実しているので専門分野の教養が深まります。